Dee Planning Okinawa

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2020.08.07

新型コロナウイルス対策(第二弾)

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そういった訳で、アクリルシールドの第二弾を作成してみました。
今回は、『全国の某シアトル系コーヒーチェーン店』のレジに設置されたアクリルシールドに
インスパイアされたので、リスペクトしたオマージュ作品を作成してみました。
(要するに『アレンジしつつ真似してみた』ということ。)

作り方は簡単です。
1.外径φ6のステンレスパイプ(長さ90㎝ほど)を2本購入し、パイプの穴にシリンジを
使って砂などを入れ込み、栓をします。
(この時、砂をぎゅっと詰め込んでおくのが肝です。木っ端などを叩き込むか、
耐熱アルミパテなどでがっちりと栓をしましょう。)

2.曲げたい位置をバーナーで炙り、パイプを曲げます。
(砂をぎゅっと詰め込むことでパイプがつぶれるのを防ぐことができます。)

3.炙った部分の焼け色はケミカルで磨き取ります。
(“ヤンチャな感じ”が好きな人は、焼け色を残しても良いでしょう。)

4.曲げた先端部分が長すぎる場合、ハンドグラインダーなどで3㎝くらいにカットします。

5.M5×20mmのビスを2本購入し、ハンドグラインダーなどで頭を落とします。

6.頭を落とした側から5mmくらいの所にナットをつけます。それを曲げた方のステンパイプの
穴に差し込み、ウレタンボンドで固定します。

7.台座となる角材(2×4)を購入し、トリマーと溝掘りビットを使用してアクリル板をセット
する位置に3mmの溝を掘ります。

8.台座にニスなどを塗っておくと完成度があがります。

9.ボール盤のワークテーブルを斜めに調整しておき、台座となる角材の溝から3㎝の位置に
φ6の穴を斜めにあけます。

10.3mm厚のアクリル板を購入します。大きすぎる場合はお店で大まかにカットしてもらいます。

11.直圧式もしくは落下式サンドブラスターをお持ちの方は、アクセントととしてアクリル板に
ワンポイントを入れることができます。しっかりとマスキングしてからブラストします。
(せっかくなので、会社のシンボルマークを入れてみました。上の写真のように“すりガラス状”に
仕上げられます。吸い上げ式ブラストガンしかお持ちでない場合、サイズ的にキャビネット内での
作業は無理なので諦めましょう。)

12.ステンパイプを台座に差し込みます。アクリル板を台座の溝にあてがい、パイプ先端に固定
したビスがくる位置に印を付けた後、印の位置にφ6の穴をあけます。アクリル用のドリルを使用
すると確実です。

13.板をカットする場合はPカッターを使います。安全のため、ヤスリなどでアクリル板の角を
丸めます。

14.台座の溝にアクリル板をはめ込みます。パイプ先端のビスにワッシャーを差し込み、アクリル板
⇒ワッシャー⇒袋ナットの順で固定します。

15.台座の底面を強力両面テープで固定します。

以上です。アクリル板やステンパイプがたわむことでゆがみやズレを吸収してくれるので、
現物合わせで“テーゲー”に作業できます。
(プランナーを生業にしている私ですが、『テーゲー』っていう方言は大好きです。いい言葉ですね。)
ご家庭にある道具で作ることができると思いますので、皆さんも頑張ってつくってみてください。
   dee-成田